履正社(大阪)のドラフト1位候補左腕、寺島成輝(3年)が2安打11奪三振1失点完投で甲子園デビューを飾った。
前半5回は高川学園(山口)打線に安打を許さず。だが6回1死から相手1番の大江駿介外野手(3年)に遊撃への内野安打を打たれ、遊撃手の悪送球もあって二塁に走者を背負った。さらに2死から3番の相田聖人(せいや=3年)に三遊間を抜かれ、1点を失った。
寺島は「エラーが出たあとの悪い流れを断ちきれなかった」と失点を悔やんだが、女房役の井町大生(だい=3年)の「笑顔、笑顔」の声に励まされ、気持ちを切り替えた。137球を投げきって甲子園初登板初勝利を手にし「すごく新鮮でうれしかった。甲子園はどこの球場よりもアツかった。暑さも熱気も」と大粒の汗をぬぐった。

