昨年秋の九州大会王者、福岡大大濠は26年ぶり4度目のセンバツ出場が決まり、ナインは喜びを爆発させた。

 午後4時前に吉報が飛び込み、校内の中庭で待機していたナインからは歓声が上がった。

 自身OBでもある八木啓伸監督(39)は「正式にセンバツ出場が決まって、正直ホッとしています。センバツはまだ勝ってないのでまずは1勝を目指しますが、やるからには優勝を狙いたい」と九州チャンピオンの実力を甲子園で発揮するつもりだ。

 チームの軸となるエース三浦銀二投手と古賀悠人捕手(ともに2年)のバッテリーも気を引き締めた。三浦は「小さいころからの夢の舞台なのでうれしい。まずは1勝。そして優勝まで全部投げきりたい」とキッパリ。古賀も「自分のことよりチームが勝つことが先」と大舞台での勝利を誓っていた。