神戸国際大付(兵庫)の「あばれる君」が甲子園でのアピールを誓った。

 4番で捕手の猪田和希捕手(2年)は昨秋の近畿大会で2戦連続弾を放つなどプロ注目の強打者。近畿大会で準優勝し、7年ぶりのセンバツ出場を決めたチームで攻守の要を担う。

 高校に入学し、周囲から「(タレントの)あばれる君に似ている」と言われ「自分でも気に入っています。お笑いも見るようになった」という。

 高校通算16本塁打、広角に打ち分ける技術も持つ。それでも「持ち味はフルスイングです」とキッパリ。早実・清宮、履正社・安田と強打者のそろう大会で「どうせ出るなら、彼らに負けないようにやりたい」と、ビッグネームに負けない意気込みを示していた。