選手10人で21世紀枠に選出された初出場の不来方(こずかた、岩手)は、第5日第3試合で静岡との対戦が決まった。

 29番目で残り3枚のくじを引いた小比類巻圭汰主将(3年)は「(残っていた)大阪桐蔭を引かなくて良かった。抽選会は緊張した。手汗がハンパない」と興奮気味に振り返った。

 その後、最終32番目の静岡が1つだけ残っていた不来方の隣に入り、昨秋の東海王者との対戦が決まった。

 相手の印象を問われると「どことやっても自分たちより強いのは分かっている。10人でやれるのを見せたい」と意気込んだ。当日の第2試合は怪物清宮幸太郎(3年)擁する早実(東京)と明徳義塾(高知)が激突。満員札止め直後の試合となるだけに、大観衆を味方につけて戦う。