東海大市原望洋(千葉)にアクシデントが起こった。2-2の延長10回表、大飛球を追った東海大市原望洋・荒川太一外野手(3年)が左翼フェンスに激突。立ち上がれず担架で運ばれた。荒川のユニホーム左ヒザ部分が大きく破けていた。左翼は若菜拓斗外野手(3年)に交代。

 西宮市内の病院で診察の結果、左ひざの挫創と診断された。骨などに異常はなく、全治2週間の見込み。荒川は「捕球しようとして左足からスライディングする形でフェンスに激突した。(病院では)10針ぬった。試合中のけがだが、みんなと最後まで戦いたかった。けがを治して練習を積んで夏の甲子園に戻ってきたい」とコメントした。