史上初2度目の春夏連覇に挑む大阪桐蔭が2年前に甲子園を制した作新学院を3-1で下し、初戦を突破した。大阪桐蔭の西谷監督は甲子園通算50勝目で、明徳義塾・馬淵監督に並ぶ5位タイとなった。

 大阪桐蔭は2回、プロ注目の根尾昂遊撃手(3年)が左線三塁打で出塁。1死後、山田健太二塁手(3年)の左犠飛で先制した。1-0のリードで迎えた8回、藤原恭大(3年)の右前適時打で加点した。エース柿木蓮(3年)が県大会を1試合平均11安打で勝ち上がった作新学院に1点を奪われたが被安打6、8奪三振に抑えリードを守り抜いた。

 作新学院は1、4回の好機を生かせず。9回に沖龍一塁手(3年)の右前打で1点を返すのがやっとだった。投手陣が継投で踏ん張ったが及ばなかった。