日本学生野球協会は8日、都内で審査室会議を開き、高校6件の処分を決めた。1月に窃盗を働いたことが明るみに出た仙台南(宮城)の監督が無期謹慎となった。この監督は10月、依願退職した。中学生を直接勧誘した岡谷南(長野)の監督、部員の窃盗と電車の無賃乗車を隠蔽(いんぺい)した鹿児島城西の監督と部長はそれぞれ6カ月の謹慎。日本高野連が禁止している野球の実技を伴う入試を行っていた小林(宮崎)の監督は3カ月の謹慎となった。処分された高校は次の通り。【対外試合禁止】▽聖隷クリストファー(静岡)10月12日~11月11日=部員の物品強要▽山陽(広島)11月2日~12月1日=部員の万引、喫煙、たばこの所持【謹慎】▽小林(宮崎)の監督

 10月12日~来年1月11日=監督の規定違反▽岡谷南(長野)の監督

 10月25日~来年4月24日=監督の中学生勧誘行為▽仙台南(宮城)の監督

 10月3日~無期謹慎=監督の窃盗▽鹿児島城西の部長、監督

 10月21日~来年4月20日=部長、監督による部員の不祥事隠蔽(いんぺい)行為