<3月22日センバツ開幕:菊川

 連覇への道(17)>

 センバツV戦士が巣立ちの時を迎えた。常葉学園菊川は2日、菊川市で卒業式を行った。昨春センバツで県勢29年ぶりの優勝を果たした野球部の3年生15人(マネジャー3人含む)は、特別表彰で時計を授与された。全国制覇の思い出を胸に焼き付け、連覇を後輩たちに託した。

 野球部を代表し、既に青学大の練習に参加している相馬功亮前主将が、真っ黒に日焼けした顔で特別表彰を受けた。センバツVについて「何を間違えたか、あんなに勝ってしまった」とおどけた後に「最高の仲間がいた。仲間がよくないと高校野球は勝てない。試合でも生活でも意識高くやれた。最高の思い出です」と笑顔で振り返った。史上3校目となる連覇が懸かる今春も、日程が合えば甲子園に後輩の応援にも訪れる予定。「これからも勝てるチームであってほしい。自分も頑張ろうと思えるだろうし」とエールを送った。

 横浜入りした田中健二朗投手は、沖縄キャンプを中断して参加。左肩の違和感で投球を中断しているが「(プロの)環境に慣れてきた」と現状を分析。1、2年生に対しては「雰囲気もいいし、力のあるチーム。頑張って連覇してほしい」と話した。【斎藤直樹】