立命館宇治「黄金の足」で王手/京都大会
<高校野球京都大会:立命館宇治5-4龍谷大平安>◇21日◇準決勝
立命館宇治が金子侑司遊撃手(3年)のランニング本塁打などで龍谷大平安に逆転勝ち。22日の決勝で福知山成美と対戦する。
「黄金の足」はグングン加速した。7回1死走者なしで迎えた第4打席。金子は左翼フェンス直撃の大きな当たりを放つと、転々とするボールを確認して三塁も蹴る。自慢の快足を飛ばし一気に本塁を陥れた。
「フェンスに当たって、跳ねた瞬間に(本塁へ)行こうと思った」。同点打となる自身5度目のランニングホームランは高校通算20号。金子の「足」で勢いづいた打線は、6連打で3点を奪い龍谷大平安を突き放した。
小6時に100メートル走の京都大会で4位。京都代表の「招集ハガキ」が届いたほど足が速かった。高校入学後は6センチ身長が伸び、加速力が増して現在は50メートル5秒8。5月の体育祭ではクラブ対抗リレーでアンカーを務め、ゴール前でバク転する余裕の独走で野球部を優勝へと導いた。
宇治高時代の82年以来、26年ぶり夏の甲子園出場まであと1勝。「足は自分の1番の特長。決勝でも見せていきたい」。夢切符は、金子の足で引き寄せる。
[2008年7月22日7時40分 紙面から]
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