ブルージェイズは3月31日、招待選手としてメジャーキャンプに参加している川崎宗則内野手(33)に対し、シーズン開幕を傘下マイナー、3Aバファローで迎えることを通告した。シーズン前の残りのオープン戦はチームに同行する。

 川崎はマイナー契約ながらメジャーの開幕ベンチ入りを懸けた争いに加わり、オープン戦はこの日まで21試合に出場して打率3割3分3厘をマークしていた。

 開幕メジャーの目標を果たせなかった川崎は「自分の力の足りないところが分かった。日本人の野手でメジャーで活躍している選手がどれだけすごいか、身にしみて感じた」と話した。

 渡米4年目を迎えた川崎がブルージェイズと契約したのはことしで3年目。複数のポジションを守れるユーティリティー選手として昨季は大リーグで82試合に出場し、打率2割5分8厘、17打点の記録を残した。