マーリンズ・イチロー外野手(41)が、王貞治氏が持つ日本最多得点記録を更新した。

 「7番右翼」で出場し、第4打席に右前打で出塁。8番エチェバリアの本塁打で生還し、日米通算1968得点となり、前日までに並んでいた日本記録を更新した。

 試合後は、「王監督の記録は、どの記録も特別なものなので、ただただ光栄です。試合数が違うので全然比較はできないと思う。(自分の場合は)人にかえしてもらう記録。今日だって僕は(後続打者の本塁打で生還し)立っているだけですから。(王氏と自分では)人としての出来が違う。それは揺るぎない点として、僕の(心の)中に永遠に植え付けられている」と話した。

 その他の打席は、二ゴロ併殺、左前打、二ゴロ。

 4打数2安打とマルチ安打で、打率は2割8分6厘。

 試合は、マーリンズが快勝し、今季初の4連勝を飾った。