7日(日本時間8日)に行われるナ・リーグのワイルドカード(WC)ゲームで対戦するパイレーツ(WC1位)とカブス(WC2位)が6日(同7日)、PNCパークで前日練習を行った。

 会見に臨んだパ軍先発コールは「先発に選ばれて本当に光栄。勝つか負けるかの一発勝負。シーズンを勝ち抜くため、そしてこの機会を迎えるために準備に準備を重ねた。感謝しながらも楽しみで仕方がない」と声を弾ませた。一方、カ軍の先発は今季メジャー最多22勝を挙げたアリエッタ。「準備を重ねて得た自信がある。今季続けられたように投球フォームのタイミングとテンポさえ合えば、すべてはうまくいくはずだ」と大きくうなずいた。

 1試合限りの決戦となるWCゲームに3季連続出場するパ軍ハードル監督は「本拠地開催権を得られたことは重要な意味を持つ。とても面白い試合になるだろう」と話した。就任1年目でカ軍をプレーオフへ導いたマドン監督は「スプリングトレーニングで思い描いた戦い方を、選手たちがやり抜いてくれた。選手たちが短期間で大きな成長をしたおかげ」と若きチームを称えた。