広島前田健太投手(27)が前日24日に、ポスティングシステムによるメジャー移籍の希望を球団に直訴したニュースが、多くの米メディアで報道された。大リーグ公式サイトは「エースがもう1人、FA市場に参戦する」と伝え、CBSスポーツ電子版は「プライスやグリンキーのようなトップエースにはならないだろうが、FA先発投手では2番目のクラスに入る。今季11勝13敗のサマージャ(ホワイトソックスFA)や11勝8敗のチェン(元中日でオリオールズFA)よりマエダを高く評価する球団も複数あるだろう」とした。

 またエース級先発投手の獲得を目指すレッドソックスの地元紙ボストン・ヘラルド電子版は「海外のトップクラスの選手が市場に出たとき、レ軍は常に獲得競争に加わってきた」として、レ軍の獲得競争参戦の可能性を伝えた。USAトゥデー、ヤフー・スポーツなどの大手メディアも、前田のニュースを大きく伝えた。