巨人OBでヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(41)が22日、ニューヨーク州内で地元の子どもたちを集め、野球教室を行った。

 昨年設立した「Matsui55・ベースボール基金」が主催し日米各地で野球教室を始めて2年目、今年は第1回目の野球教室となる。松井氏は参加した地元の野球少年27人を相手に、キャッチボールの極意や打撃の指導を行い、打撃投手も務めるなど精力的に動き回った。最後は恒例の打撃を披露し、3本の柵越えも披露。子供たちからはゴジラ・コールが上がり、柵越えの瞬間は大歓声で盛り上がった。

 松井氏は少年たちと触れ合った感想を問われ「自分も彼らと同じだったなと。野球が好きで。もちろん、プロ野球選手に会うなんていう経験は僕にはなかったですけど、ああいうときがあったな、熱中してたな」と話した。