ヤンキース田中将大投手(27)が、メジャー移籍以来3年連続2桁勝利となる10勝目(4敗)を挙げた。

 7回2/3を投げて5安打無失点無四球9奪三振と、ほぼ完璧な内容だった。

 立ち上がりから好調で、初回は3者連続空振り三振でスタート。4回裏2死から連打を許したものの、落ち着いて後続を打ち取るなど、7回まで危なげなく「0」を並べた。

 8回裏2死一、三塁となった場面で交代した。

 最速は95マイル(約153キロ)。

 球数は100球。

 防御率は3・24。

 4戦連続無四球の好投に「速球が良かった。スプリットも良かったですが、それも速球が良かったからだと思います。四球とか考えずに投げられています」と、冷静に振り返った。

 試合は、ヤンキースが快勝した。