カブス上原浩治投手が3日、キャンプ地のアリゾナ州メサで投球練習をした。

 マドン監督はオープン戦初登板が5日(日本時間6日)のレンジャーズになると発表。コーチからの指示で球数は少なめだった。

 キャンプがスタートしてから打者に対して投げたのは、打撃練習登板の1度で、あとは前回の投球練習でスタッフが打席に立っただけ。「チームも動いているので(打撃練習登板が)難しい時期に来ている。あとは実戦で(仕上げていく)」と説明する。

 まだ状態は上がってきていない。それでも、41歳のベテランはあくまで開幕に照準を合わせ「まだ3週間ぐらいある。慌てることでもない」と余裕たっぷりだ。

 キャンプインからここまで1日も休みがなく、毎日ユニホームを着ることで自然と疲労が蓄積しているという。8日は待望のオフで「(それまで)うまいこと手を抜きながらやります」と笑わせた。