ドジャース前田健太投手(28)が、5回5安打4失点と苦しみながらも、今季2戦目で初勝利を挙げた。

 立ち上がりは快調で、2回までは無安打3奪三振。ところが、4点リードの3回裏、1番ブラックモンに2ラン。5-2と3点リードした5回裏には適時打と犠飛で1点差に詰め寄られた。

 6回表、打順が回ったところで代打を送られた。

 球数は83球。

 試合は、ド軍がその後、追加点を奪い、継投で逃げ切った。

 試合後の前田は「状態は良かったんですが、点の取られ方が悪かったです。もったいなかったです。内容は伴っていないですが、勝ちを付けてもらったのは、僕にとって良かったと思うので、前向きに次の登板に向かっていきたいと思います」と、冷静に振り返っていた。

 前田は今季の日本人投手(他に岩隈、田中、ダルビッシュ、上原、田沢)の中で一番乗りで初勝利を挙げた。