米女子高校ソフトボールで快挙が成し遂げられた。

 ニュージャージー州地区別大会・北部第1地区準決勝で、シダー・グローブ高2年のミア・フェイエタさんが「本当の」完全試合を達成した。

 フェイエタさんはノース・ウォーレン高を相手に21個(7回制)のアウトすべてを三振で奪って完全試合を達成した。

 ワシントン・ポスト電子版によると、試合後「楽しかった」と喜んだフェイエタさんは「回を重ねるうちにどんどん三振を取れていることは分かっていた。でも口に出したら記録が途切れるかもって思って、何も話したくなかった」と試合中は無言で、投球に集中していたことを明かした。

 最終回まで大記録が継続中だと気づかなかったというニコル・ベラーディ・コーチは「こんな大記録を目にしたことは初めて。彼女は本当に落ち着いていた」と教え子をたたえた。