アストロズのジェフ・ルノーGMが、エンゼルス所属の大谷翔平投手から直筆の手紙を貰っていたことをMLB公式サイトで明かした。

 “二刀流”大谷のエンゼルス加入が決まる前。メジャーリーグ全30球団に大谷側からの10の質問に回答するチャンスが与えられ、アストロズは殿堂入りしているクレイグ・ビジオ氏が日本語で話す動画を準備するなどしたが、審査の結果、大谷が入団交渉することを決めた7球団にアストロズの名前はなかった。

 大谷獲得のために総力をあげて準備に臨んだが、一度も大谷と対面することのなかったルノーGM。しかし、すべてのプロセスが終わった後に大谷の手書きで、関心を持ってくれたことに対する感謝の手紙を受け取ったと明かし、「気持ちが楽になった。交渉のチャンスを得るために、最初の書類の準備に多くの労力を費やした。彼(大谷)から個人的に手紙をもらったことには、大きな意味があった」と述べた。