ドジャースのエンリケ・エルナンデス内野手が16日、ブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第3戦で「ファンに活気がなかった」とコメントしたことで謝罪した。ドジャースはこの試合に0−4で敗れ、1勝2敗となった。

エルナンデスはツイッター上でファンに謝罪するとともに、自分の発言が文脈から切り取られて引用されたとコメント。本拠地での敗戦に「とてもイラついていた」とし、「昨夜自分の言ったことは、ファンのみんなに対して本当に思っていることじゃないよ! みんなは野球界最高のファンだ」と弁明した。

デーブ・ロバーツ監督は第4戦の前に「キケ(エルナンデス)が非常に感情的な人間だというのは誰もが知っていることだ。選手であり、コーチであり、ファンである限り、みんな一体だと彼は感じているのだろう」と話した。

クレイトン・カーショー投手は、チームが見せ場を作らなければ活気を生み出すことは難しいとコメント。「多くのヒットを打たなければ勢いは出ないし、気持ちも盛り上がらない」とし、ベンチの選手たちも声を出し、フィールドにいる選手たちへのサポートをしっかりと示すべきかもしれないと述べている。