オリオールズ上原浩治投手(33)は10日、左太もも裏の張りを訴え、14日(日本時間15日)に予定されていた次回登板を回避することになった。約1週間はランニングや投球練習もできない見込み。

 上原は上半身のウエートトレーニングを行い、太ももの治療を受けると「張りがあると(コーチに)伝えたら、とりあえず1週間、様子を見ようということになった。完全に別メニューです」と説明した。痛めた個所は「いつもの左足の付け根。全然軽いが(このまま続けると)危ないと思ったので」と話した。

 上原は巨人時代にも太ももを痛めており、クレイニッツ投手コーチは「以前故障したことがある個所だし、数日間様子を見る」と話した。

 上原は巨人からフリーエージェント(FA)となり、オリオールズと2年総額1000万ドル(約9億8000万円)で契約して入団。キャンプでは順調に調整し、オープン戦も最初の2試合は無失点だったが、3試合目の9日のメッツ戦では2回3失点で予定の4回を投げられなかった。