メッツからFAとなり、来季所属先を探している高橋尚成投手(35)が23日、国内での自主トレを公開した。室内でのトレーニング後、屋外で気持ちよさそうにキャッチボールを行った。ソフトボール、重いボール、公式球と3種類のボールを使って投げ込み、腕の振り、指先の感覚を確かめた。

 米メディアの報道によると、現時点でフィリーズやエンゼルスなどが獲得に興味を示しているという。高橋はこの日、オファーを受けている球団名や数は明かさなかったが「今のところは(交渉が)良い流れできていると思うので、あとは代理人に任せています」と話し、複数年契約を最も重視していると改めて強調。「良い契約を持ってきてもらって、自分はまた良い状態でアメリカに行くことだけを考えてトレーニングしています」と意欲を見せた。