米大リーグは25日、週間MVP(18~24日)を発表し、ア・リーグはアスレチックス松井秀喜外野手(37)が選ばれた。松井は出場5試合で21打数12安打の打率5割7分1厘に2本塁打、7打点を挙げた。20日のタイガース戦での日米通算500本塁打達成も評価された。

 松井はヤンキース時代の2003年6月、04年5月、05年6月に続く4度目の受賞。日本選手の受賞は昨年9月のイチロー外野手(マリナーズ)以来となった。

 松井は本拠地でのレイズ戦前に会見し「後半戦は非常に状態も良くなってきている。いいバランスで打てている。自分のいい時の状態に近いと思う」などと話した。

 ナ・リーグは打率5割3分8厘のメイビン(パドレス)と打率5割1分9厘のアップトン(ダイヤモンドバックス)の2人が受賞した。