<インディアンス4-2レンジャーズ>◇6日(日本時間7日)◇プログレッシブフィールド

 今季6度目の登板に臨んだレンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)がメジャー初黒星を喫した。

 今季最多となる11奪三振を記録しながらも、味方のミスから生まれた流れを変えることができなかった。3回に先頭デーモンが高々と打ち上げた内野フライを、二塁手キンズラーが太陽光で見失って一塁内野安打に。続くキプニスに四球を与えると、3番カブレラに一塁線を破る2点二塁打を浴びた。さらに、2死二塁から秋信守が放った遊撃への打球を、アンドラスが悪送球して3点目を失った。5回には、先頭キプニスに真ん中ツーシームを右翼席へ運ばれて追加点。結局、6回を投げて6安打4四球11奪三振で4失点(自責3)だった。防御率は2・54。

 ダルビッシュは「真っ直ぐはなかなかストライクを取れなかったですけど、その他の球種で何とか持ちこたえられたかなと思います。(メジャー初黒星も)高校や日本のプロ野球の時にも数多く負けているので、ただ1つの負け。次、しっかりと投げることしか考えてないです」と話した。