米大リーグは11日、フロリダ州レークブエナビスタで規則委員会を開き、本塁上での危険な激突を禁止することを投票により決めた。選手会の合意が得られれば早ければ来季から適用される。

 2011年5月にジャイアンツの捕手ポージーが本塁上で、落球を狙って肩から突進してきた走者にはじき飛ばされて負傷し、残りのシーズンを棒に振った。危険なプレーから捕手を守る議論が起こっていた。

 規則委をまとめるメッツのアルダーソン・ゼネラルマネジャーは「これまで試合の一部のプレーとして受け入れられてきた文化を変えたい」と話した。