<カブス2-1ジャイアンツ>◇21日(日本時間22日)◇リグリーフィールド

 カブス和田毅投手が先発し、サスペンデッドゲームとなった続行試合が行われ、カブスが2-1で逃げ切り、和田は3勝目(1敗)を飾った。

 和田は19日(日本時間20日)の試合で5回6安打無失点に抑えた。5回表終了後に降雨中断し、2-0の場面で4時間34分後にコールドゲームが宣告された。和田は完封で3勝目を挙げた。しかし、ジャイアンツの申し立てを受けて調査したMLBは、防水シートが速やかに張られなかったのは、ホーム球団の管理が悪かったためとしてコールドゲームを取り消した。和田の「完封で3勝目」は幻となり、試合は5回裏から続行された。和田は勝利投手の権利を持ち、続行試合では登板しなかった。

 続行試合でカブスは6回表にジャイアンツに1点を入れられた。9回も1死一、二塁のピンチだったが、1点差で逃げ切り。和田に3日がかりでようやく白星がついた。