ヤンキース田中将大投手は、笑みを交えながら、リラックスして会見に臨んだ。

 一番印象に残っている試合は

 田中

 初勝利の試合(4月4日のブルージェイズ戦)は初登板だしトロントでの開幕戦だったので、異様な雰囲気だった。序盤に失点して(二回途中6失点の)日本でのデビュー戦も頭をよぎった。

 -大リーグのシーズンの大変さは

 田中

 先発ローテーションを守ることの難しさを感じた。黒田さんがずっと(シーズン200回を)投げているのはあらためてすごいと思った。来季は自分が投げられるようにしたい。

 -米国で言葉や食事の面での大変さは

 田中

 食事はそこまで困ることはなかった。英語も野球をやっている上では問題はなかった。

 -まい夫人の存在は

 田中

 どういうときも変わらないでいてくれる。普通の自分でいられるし、リラックスして家で過ごせた。シーズンが終わってからお互いに1年間お疲れさま、ありがとうということを言った。

 -印象に残っているメジャーの打者は

 田中

 (ブルージェイズの)川崎さん。日本時代と変わりなく日本語でマウンドに向かって叫んでいた。印象に残りますね。