<ジャイアンツ7-8アストロズ>◇15日(日本時間16日)◇AT&Tパーク
【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)15日(日本時間16日)=鉄矢多美子】アストロズ松井稼頭央がチーム初安打&今季初の「猛打賞」で大逆転勝利に導いた。3回までジャイアンツに6点リードを許し、相手先発は防御率1点台に加えメジャー奪三振王を走るリンスカム。4回、松井の中前打が反撃の口火だった。
初球との球速差約16キロのチェンジアップにタイミングを合わせた。「95~96マイル(約153~155キロ)の真っすぐと、カーブとチェンジアップもいい。積極的に振っていかないとチャンスがない」。0-1からの積極打法が3連打につながり、この回3点を返した。終盤8回に4点を奪い追い付くと、9回にバークマンの右翼場外に飛び込む「スプラッシュアーチ」で勝ち越し。松井も3安打と固め打ちし「最後まで何とかなるという雰囲気でベンチが一体になっている。このチームは何が起こるか分からない」と表情を崩した。
開幕を故障者リストで迎えた松井がチームに初合流した4月18日、チームは借金5の最下位。ただ復帰後は勝率約7割(18勝8敗)で、最近13試合は11勝2敗とさらに加速し、ついに2位に浮上した。この時期では珍しい気温35度にも「サンフランはいつも寒いんで、これくらい暑い方がいいんじゃない」。酷暑のテキサスを本拠地にする松井の季節がやって来た。




