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黒田復活最速155キロ20日ぶり登板4勝

7回、ブラムの投ゴロを処理するドジャースの黒田(共同)
7回、ブラムの投ゴロを処理するドジャースの黒田(共同)

<アストロズ1-4ドジャース>◇2日(日本時間3日)◇ミニッツメイドパーク

 【ヒューストン(テキサス州)2日(日本時間3日)=中島正好】右肩腱(けん)炎で故障者リスト(DL)入りしていたドジャース黒田博樹投手(33)が、復帰戦を4勝目の白星で飾った。20日ぶりのマウンドだったが、アストロズ打線を7回5安打1四球で無失点に抑えた。最速96マイル(約155キロ)をマークし、完封も狙えた好投で肩の不安を吹き飛ばした。

 立ち上がりは「慎重になりすぎた分、しっかり腕が振れなかった」。初回、先頭打者に3連続ボールだったが、最初のアウトを自ら処理し感覚を呼び覚ました。次打者から150キロを超す速球が戻った。二塁に走者を置いたのは3度。4点リードの5回、1死から連打で一、二塁とされても冷静だった。「アイコンタクトです」とけん制で二塁走者を刺した。直後、長打を浴びただけに「あれがなければ点を取られていた」。続く2死二、三塁では、一ゴロでベースカバーに走り、盗塁リーグ3位の俊足ボーンとの競走に勝った。

 2度の先発予定を飛ばした19日間のDL中は、焦る気持ちにブレーキをかけた。初めて経験する肩痛も症状は軽く最短15日での復帰も可能だったが、慎重な姿勢を崩さなかった。7回無失点の好投は、トーリ監督の期待以上だった。登板間隔が空いたため90球までの制限があった。前日は救援陣を6人起用。「あの球数で7回まで投げてくれたことが大きい」と感謝した。初回の18球が最多で7回を83球と理想的な配分。計51発の中軸トリオも、リーの右前打1本に抑えた。「状態が良ければやっぱり、完封を狙いたかったけど、復帰したばかりで7回を投げられて満足です。こういう形で戻れて良かった」。ド軍は開幕直後を除けば、最大7ゲームあったダイヤモンドバックスに1・5差と最接近。故障を忘れさせる黒田の快投で、一気に首位浮上をうかがう。

 [2008年7月4日8時38分 紙面から]


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