<マリナーズ0-4レッドソックス>◇21日(日本時間22日)◇セーフコフィールド

 【シアトル(米ワシントン州)=四竈衛、山内崇章、木崎英夫通信員】マリナーズ・イチロー外野手(34)が2試合連続で「小休止」した。レッドソックス戦で4打数無安打に終わり、日米通算3000本まで、あと7本のままとなった。

 結果は無安打でも、試合後のイチローは平然としていた。中堅へ抜けそうな打球や、遊撃への鋭いライナーが飛んだからだけではない。大記録への重圧があっても不思議ではないが、即座に否定した。「やっぱり(重圧がある)というのは僕には当てはまらないですね。そこは一緒にしないでください」。うっすらと笑みを浮かべて言った。

 無安打に終わった過去2試合は、いい当たりが野手の正面を突くなど、不運も重なった。日増しに報道陣が増え始め、注目度も高まってきたが、今のイチローには重圧も悲壮感のかけらもない。「知らないオジさんたちが来てますから。負のオーラを持ってきてるんですかね。そういう人っているでしょう。若い人に来てほしいよね」。相次ぐ不運を、軽妙なジョークで笑い飛ばすほど、余裕たっぷりだった。22日(同23日)のレ軍松坂との対戦は、カウントダウンの仕切り直しにふさわしい。