<オリオールズ11-10レッドソックス>6月30日(日本時間1日)◇オリオールパーク

 レッドソックスの日本人救援コンビが30日、オリオールズに歴史的逆転劇を許した。10-1と9点リードの7回、両リーグ1位の救援防御率2・89を誇ったブルペン陣が、音を立てて崩壊した。

 岡島秀樹投手(33)は5点を奪い返された7回2死一塁で救援し、ここは断ったが8回、先頭から4連続長短打を浴び、3点差に迫られ無死満塁で降板。再びオ軍打線の火を付けてしまうと、代わった5番手の斎藤隆投手(39)も打者2人に右犠飛、左前適時打で1点差。引きずり出された守護神パペルボンも逆転二塁打を許し、オ軍戦でデビューからの連続セーブ成功が20で止まった。移籍後の初黒星が付いた斎藤は、「(相手を)その気にさせてしまったのが悪かった。自分がブルペンの中でもう少し信頼があれば岡島、パペルボンを出さずにすんだ」と悔やんだ。

 オ軍は球団記録となる9点差を逆転。それまでは同じくレ軍相手に56年9月2日に記録した8点差が最大だった。1-9と大敗ムードだった5回裏の攻撃前、ゲリラ豪雨で1時間11分中断し、やむなく降板した42歳スモルツの移籍初勝利を消して流れを変えた。オリオールズのトレンブリー監督は「トレメンダス(とても素晴らしい)」を連発し、最高の夜に酔いしれた。