<ナショナルズ8-9ブレーブス>◇3日(日本時間4日)◇ナショナルズパーク

 【ワシントン3日(日本時間4日)=佐藤直子通信員】ブレーブス川上憲伸投手(34)がおなじみのナショナルズにKOされた。これまで唯一2度対戦(1勝1敗)しているナ軍は「雰囲気が分かっている」相手。だが、立ち上がりから苦しんだ。コーナーへの制球力で生きるスタイルだけに、コックス監督が「両軍にとって厳しかった」と評した狭いストライクゾーンの影響も否めないが、甘く入る速球を徹底的に狙われた。

 先制点を許した後は、味方打線が追いついた直後に失点する悪循環。3回にダンに21号ソロを浴びると、上体をのけ反らせながらぼう然と打球を見送った。以降は仕方なく変化球を主体の投球に切り替えた。5回1死から死球で走者を背負うと、次打者の投ゴロを二塁へ悪送球。自らの失策でピンチを招き、4回1/3で無念の降板となった。

 6月24日のヤンキース戦で首に打球を受け、中8日を挟んでの登板だったが「それが内容の悪かった理由ではない。自分の中で力がわいてこない。気合を入れろと言われても入らない感じ」と首をひねる。幸運にも黒星はつかず。次回登板に向け「自分で理由を探していきたい」と意気込んだ。