昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いたジャイアンツの先発右腕ティム・リンスカム(25)が5日、マリフアナ(大麻)所持で摘発されていたことが分かった。故郷の米ワシントン州でスピード違反の取り締まりを受けた際、車内から約3・3グラムの微量のマリフアナが見つかった。同州の法律では40グラム以上の所持でなければ重罪にはならず、約23キロオーバーのスピード違反と合わせて、622ドル(約6万円)程度の罰金になる見込み。ただ同投手は今季も15勝7敗と活躍し、細身の童顔に似合わない豪快なフォームで人気が高く、今回の事件は大きなイメージダウンになりそうだ。裁判所には12月22日に出廷予定。