コントレラスが日本球界に“就活”
元キューバ代表のエースでロッキーズからFAとなったホセ・コントレラス投手(37)が26日、日本球界入りへの「就活」アピールを行った。25日に来日したコントレラスはこの日、家族で息子ケビン(16)が入学を希望する高校野球の強豪、柳川(福岡)を訪問した。その後にはFAで日本球界入りも視野に入れているため、ソフトバンクの小川スカウト部長の前で50球の投球練習を行った。
息子の学校視察を終えると、コントレラス自身のアピールタイムだった。福岡・柳川市内のリハビリ施設にある特設ブルペンへと場所を移し、キューバの「至宝」といわれた自慢の右腕を披露した。視察にきたソフトバンクの小川スカウト部長の前で、50球の投球練習。最速144キロの直球と自慢のフォーク、さらにカーブ、ツーシーム、スライダーと変化球もしっかり交えてアピールした。
前日25日に約22時間かけて来日したが、疲れも見せなかった。「オフなので投げるのは1週間ぶり。今月2度目だったけど、まあまあだった」とご機嫌で、投球後はファンのサインにも気軽に応じた。小川スカウト部長は「シーズンが終わって全然投げてなかっただろうに、あの球はすごい。日本でも十分やれる力はあると思います」とその実力を認めた。
このオフにロッキーズからFAとなった。現在メジャー数球団からもオファーが届いているが、息子ケビンが柳川の進学を希望しているため、日本でのプレーも視野に入れ、複数球団と接触している。「日本へはアマチュア時代に何度か来ていて、そのレベルの高さを見た。日本の野球を尊敬している」と日本はお気に入り。さらに「僕はキューバでは月給20ドルでやってきた。自分がやりたいと思って条件が合えば、お金の問題じゃない」と強調した。
今回はイザベル夫人とケビン、娘のレイニーと家族4人で来日。今後は相撲観戦なども予定しており、家族で大好きな日本を満喫しながら、日本球界の道も探っていく意向だった。【前田泰子】
[2009年11月27日8時39分 紙面から]
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