メッツが29日、今オフ最も注目を集めたFAジェーソン・ベイ外野手(31=前レッドソックス)と4年6600万ドル(約59億4000万円)で契約に基本合意した。5年目の契約選択権を含めると5年8000万ドル(約72億円)となり、今オフのFAではジョン・ラッキー投手(レッドソックス)の5年8250万ドル(約74億3000万円)に次ぐ大型契約となる。

 ベイはパイレーツでプレーした04年に新人王に輝き、08年途中にレ軍に移籍。今季は自己最高の36本塁打、119打点をマークし、メジャー通算で打率2割8分、185本塁打、610打点を記録している。メ軍は今オフ補強が進まず、ここまでのFA補強で最も高額なのは五十嵐亮太投手(前ヤクルト)の2年300万ドル(約2億7000万円)だった。