<メッツ4-6ブレーブス>◇17日(日本時間18日)◇シティフィールド

 ブレーブス斎藤隆投手(40)が、再び右肩痛のアクシデントに見舞われた。メッツ戦で6-4の8回に登板し、2人を連続三振に打ち取ったが、3人目の初球に速球を投じて異変を感じた。「振った腕を止めきれず、抜けてしまった感覚に伴って痛みがあった」と、2球目を投げた後に降板を申し出た。

 右肩は7月にも痛めており、復帰後も痛みを感じながらプレーした。斎藤も「(投げ続けられる時間は)そんなに長くはないなと気づいていたので、いよいよ出たかという感じ」と話したように、状態次第では今季絶望の可能性がある。ただチームは5年ぶりのプレーオフ進出を争っており、「何としても戻って来たい。今年で自分の肩が終わるようなことがあっても覚悟していたこと」と引退も辞さない、悲壮な決意を口にした。