<フィリーズ5-4レッズ>◇25日(日本時間26日)◇シチズンズバンクパーク
元ヤクルト助っ人のウィルソン・バルデス(33)が、野手ではメジャー11年ぶりの勝利投手となった。フィリーズ-レッズ戦は延長19回、6時間11分の死闘。ブルペンを使い果たしたフ軍は19回、それまで二塁を守っていたバルデスを9番手で投入。無安打無失点に抑えてその裏、イバネスのサヨナラ犠飛で白星が転がり込んだ。
バルデスは「おれのモットーは楽しむこと。まだ3、4回投げられたよ」と、打っても3安打と鼻高々だった。1球だけ投げた変化球で4番ローレンに死球を与えるも、最速90マイルの直球攻めで昨季MVPの3番ボットから始まる中軸を封じた。野手の勝利投手は00年のメイン捕手(ロッキーズ)以来で、最近40年間でも2人だけという珍記録。08年6月に来日し、出場29試合、1本塁打で寂しく去った登録名「ウィルソン」は、シェービングクリームの手荒い祝福に満面の笑みだった。




