右肘の靱帯(じんたい)再建手術(トミー・ジョン手術)を受けるレッドソックス松坂大輔投手(30)の手術日が、10日(日本時間11日)に予定されていることが分かった。ロサンゼルス市内の病院で、肘の世界的権威でもあるルイス・ヨーカム医師による移植手術を受ける。7日(同8日)にはボストンからロサンゼルスに移動する予定だ。

 松坂は6日(同7日)、自らのツイッターで現在の胸の内を明かした。今回初めてメスを入れることについて「直前まで実感がわかないと思います」「自分の肘を見てメスがここに入るのかと不安ばかりが頭の中にあります」など、手術へ臨む率直な心境を書き込んだ。レ軍はこの日から10日間の遠征に出発。約1年を要するリハビリ日程などの詳細は未定だが、術後の松坂は、チームから離れ、単身で復帰へ向けて始動することになる。(ロサンゼルス=四竈衛)