<ブルワーズ4-3パドレス>◇2日(日本時間3日)◇ミラーパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手(30)が30盗塁を決めた。本拠地でのパドレス戦の3回、バント安打で出塁して二盗に成功。ヤクルト時代の昨季8盗塁から大幅に数を伸ばし「メジャーに来たら走れる選手にならなきゃいけないというのが頭にあった。そこは成長した部分」と納得の表情だった。チームは9月30日でプレーオフ進出の可能性が消滅。主力の多くが休む中、レネキー監督の「個人の数字が大切な選手」という配慮から出場を続け、あと1試合。米スポーツサイト・ブリーチャーリポートの新人王争い特集ではナ・リーグのベスト5にランクインしている。

 日本人選手の30盗塁以上はイチロー(10度)松井稼頭央に次いで3人目。渡米1年目では01年イチロー以来11年ぶり2人目。青木は日本で06年(41個=盗塁王)08年(31個)に30盗塁を記録している。