メジャー移籍か、で注目される楽天田中将大投手(25)について、米国で「怪情報」が広がり始めた。数多くのスクープ記事を手がけるESPNのバスター・オルニー記者が13日、自身のツイッターで「事情通によると、田中を新ポスティング制度でメジャーに行かせるために、日本の他球団がお金を出し合い、楽天のために減った分のポスティング料を埋め合わせすることを検討しているようだ」と伝えたことが発端だった。
複数の米メディアがこれを大きく取り上げ、さらに拡大解釈されている。CBSスポーツ電子版は「田中は今季24勝0敗、防御率1・27と、日本ではまさに無双のエース。日本の他球団は、田中を追い出すためにお金を出すと言っている」と伝え、「このお金は、特別奨励金と呼ばれるものになるかもしれない」と解説。今季の成績を「まるでゲームの世界でしかあり得ないような数字」と表現するメディアもある。NBCスポーツ電子版は「新制度では2000万ドル(約20億円)の上限ができたことで、(移籍金が)大幅減になる。楽天がポスティングを断念する要因になるので、これは素晴らしいこと」と書いた。
情報源は不明だが、米国では似たような話がまことしやかに流れており、著名な野球ジャーナリストまで信じている状況。米国で「熱望されている選手」と表現される待望論が、荒唐無稽とも思える「都市伝説」を生んだのかもしれない。




