メッツからFA(フリーエージェント)となった松坂大輔投手(34)が、ソフトバンク入りすることが22日、確実となった。日米両国の複数球団と折衝してきたが、この日までに有力候補の1つだったDeNAに断りを入れたことが判明。先発ローテーションの中心として複数年の好条件を用意するソフトバンク入りを決断する見込みとなった。

 松坂から断りの連絡を受けていたDeNA池田球団社長は「やれることはやった」と無念さをにじませた。横浜高出身ということもあり、熱心にアプローチ。今オフは交渉途中で契約年数を2年から最大4年に引き上げるなどしたが、獲得には至らなかった。