ヤンキースからフリーエージェント(FA)になっていたイチロー外野手(41)が、マーリンズ入りすることが17日(日本時間18日)、決定的となった。

 ◆マーリンズの外野手事情

 レギュラー候補は左翼クリスチャン・イエリチ(23)、中堅マルセル・オズナ(24)、右翼ジアンカルロ・スタントン(25)の3人で4番手が不在。左打ちのイエリチは昨季144試合に出場して打率2割8分5厘、9本塁打、54打点をマーク。ゴールドグラブ賞を受賞した。右打ちのオズナは153試合で打率2割6分8厘、23本塁打、85打点。スタントンは右の長距離砲で37本塁打を放ち本塁打王となった。打率は2割8分8厘、105打点。9月11日に死球で顔面骨折し、残りの試合を欠場した。けがのリスクがあり、球団も無理をさせられないことから、イチローは定位置を奪えなくても出場機会が見込める。また大リーグ公式サイトのマ軍担当記者は、イチローの一塁挑戦の可能性も言及した。