【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)8日(日本時間9日)=千葉修宏】レイズ岩村明憲内野手(29)が10日(同11日)に開幕するア・リーグ優勝決定シリーズの抱負を語った。第1戦先発のレッドソックス松坂に対し「シンプルに、大輔とシーズン以上の勝負ができればいいですね」と意欲満々。先頭打者として、徹底マークを打ち破ることを誓った。

 昨年の王者の前に岩村が立ちはだかる。この日の練習では、約1時間30分にわたり汗を流した。フリー打撃で快音を響かせ、守備でもしっかりとボールの感覚を確かめた。風邪気味ながら、練習後には笑顔で報道陣に対応した。

 松坂に対し、主砲ロンゴリアらが「山ほど四球を出す投手なので、球の見極めが大切。短期決戦では四球につけ込むことが大事だと思う」と説明した。それに比べ岩村は「データにとらわれすぎないようにしないと。こういう試合はシンプルに考えたものが勝つ。シンプルに大輔とシーズン以上の勝負ができればいいですね」と自然体だった。

 今季レッドソックス戦は打率3割1分9厘、4本塁打をマーク。徹底マークを受けるのも確実だが、「警戒されるのは光栄。それに対しぶざまな結果で終われば『何のために警戒したんだ』となる。いい意味で歯向かっていきたい」と話した。今季はレッドソックスとの乱闘で、クリスプにパンチを見舞って出場停止も食らった。それでも岩村は「因縁?

 オレは別に何とも思ってない。過去のことなんか、知ったこっちゃない。純粋にグラウンドで野球の勝負をして勝ったものが強い」とキッパリ言い切った。