広島ブラッド・エルドレッド内野手(34)が26日、降雨コールドとなった練習試合の韓国・KIA戦で負傷交代した。1回の第1打席で一塁へ全力疾走した際に右膝を痛め、3回の第2打席終了後に大事を取って交代した。その後、沖縄市内の病院で検査を受け「右膝内側半月板損傷」と診断された。

 加療1週間と発表されたが、全治など詳しい状況は不明。ただ、宿舎では痛がる様子もなく、補助器具なしで普段通りに歩いて食事会場に向かう場面もあり、軽傷で済んでいる可能性もある。本人は試合出場を希望していたが、大事をとって首脳陣がストップ。緒方監督は「すぐに広島に帰らそうとかとも思っていない。無理する時期ではないし、とりあえず明日は絶対安静にしてもらう」と話すにとどめた。