プロ野球キャンプが終了すれば、大学野球のキャンプが本格化する。

 東京6大学リーグの明大、早大、法大が2日、キャンプ地の沖縄に出発した。

 ライバルの3大学が、午前中の便で順次飛び立つ「ニアミス」で、羽田空港には次々と関係者が集まった。

 2季連続優勝を目指す明大は、沖縄セルラー那覇で沖縄電力など5試合を予定する。

 3年生で史上初のリーグ通算100安打に到達した高山俊外野手(3年=日大三)は「体の調子はいいし、力も付いたと思う」と、沖縄では実戦感覚を磨く考え。ドラフト1位候補の上原健太投手(3年=広陵)は「どれだけボールに力が出てきているか確認したい」と話した。

 明大は8日まで、早大、法大はともに12日まで沖縄でキャンプを行う予定。

 ドラフト候補の法大・畔上翔外野手(3年=日大三)は「しっかりと練習してきます。チームもいい状態です」と意気込んだ。