開幕投手が決まっている日本ハム大谷翔平投手(20)が、今日21日の巨人戦(東京ドーム)で、本番前最後の実戦マウンドに上がる。今月に入り、3日巨人戦(4回4失点)、11日DeNA戦(4回5失点)と2試合続けて乱調。さらに17日には38度台の発熱で練習を休むなど、不安材料が多いだけに「自分の中で確認ができれば。ある程度、開幕に向けて準備ができればいいです」と、手応えをつかんで最終調整を終えたい。

 20日はブルペンで30球を投げた。2戦続けて打ち込まれたことで、遠投メニューを多く取り入れるなど練習方法も変えてきた。首が前に倒れ気味だった投球フォームの構えも修正。「(この日の投球練習は)よかったです。去年の感じでいければいいです」。投球内容が安定していた、昨季中盤から終盤戦の感覚を取り戻し、さらにレベルアップしていく。

 栗山監督は「一番大事なのは姿なんだ…、というのは言ってきた」と話す。2月20日に開幕投手に指名した時から、投手陣の柱としてチームを引っ張っていくことを期待している。大谷は「いまさら変わったことはない。(開幕が)近くなるにつれ、意識することもないです」と、不安は胸の内に秘める。オープン戦最後のマウンドで求められるのは、周囲を安心させ、チームメートを奮い立たせる、戦う姿勢であるはずだ。【本間翼】