乱打戦はソフトバンク李大浩内野手(32)のバットから始まった。2戦連続となる初回タイムリーを放つと、4回には失投のフォークを逃さず、11号2ラン。3安打4打点の活躍で、存在感を見せつけた。「1打席目は一番大事にしている。結果を出せると、余裕を持って、次の打席に立てる」。これで来日後最長となっている連続試合安打の自己記録を17戦に更新。「もうその質問はいいよ。30試合を超したら、聞いてくれ」と苦笑した。

 長い長い絶好調になった。5月は16試合で60打数29安打、打率4割8分3厘。球団の月間最高打率(30安打以上)は56年8月の杉山で、4割5分7厘。59年ぶりに記録を塗り替えるチャンスだ。今日22日は日本ハム大谷が相手。「日本で一番いい投手。失投が1球あるか分からないが、その1球をモノにしたい」。止まらない5番打者が右腕攻略に腕まくりした。