初の金メダル獲得を目指す大学日本代表は6日、予選リーグA組初戦で韓国を破って白星発進した。先発の明大・柳裕也投手(3年=横浜)が6回2安打無失点と好投。4投手の継投で4安打に抑え、合計15奪三振で完封した。

 9回には来秋ドラフト1位候補の創価大・田中正義投手(3年=創価)が登板した。150キロ台を連発して2三振を奪うなど無失点に抑えたが、2安打を浴びた。最速155キロ右腕は「(配球が)一辺倒になってしまったのは反省」と課題を挙げた。

 打線は4回に立大・佐藤拓也外野手(3年=浦和学院)の適時打で2点を先制し、11安打8得点と韓国を圧倒した。善波達也監督(52)は「打線がつながってくれて、理想に近い展開だった」と話した。今日7日は中国と対戦する。