西武岸孝之投手(30)が完全試合に迫る投球を見せたが、日本ハム大谷との投げ合いの前に敗れた。

 最速147キロで制球も抜群で7回1死まで完全投球。四球を許したが、7回終了時までノーヒットノーランだった。

 昨年5月のロッテ戦に続く2年連続の快挙の機運も高まったが、近藤に中堅フェンス直撃の二塁打で初安打を許した。さらに1死三塁から岡にスクイズを決められ、0-1で敗れた。

 「大谷くんがいい投球でゼロで行っていた。先に点をやったから、負けた感じがする」と振り返った。