日本ハム浦野博司(26)が、悲劇のバースデー登板に肩を落とした。

 立ち上がりから制球が定まらず、四球絡みでピンチを広げる悪循環。プロ入り2年目で最短の1回1/3、ワースト9失点で降板した。

 この日が誕生日で、観客席には祝福のボードが掲げられ後押しを受けたが、背信の内容。3連敗中と悪いムードに、いきなり拍車をかける1本塁打を含む5安打、4四球の大乱調だった。

 「本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。立ち上がりから連続で四球で走者を出してしまい、いきなり悪いリズムを与えてしまいました。中継ぎ陣にも迷惑を掛けてしまいましたし、この試合で連敗を止めることができず悔しく思います」。反省の言葉以外は、出てこないほどショックを受けていた。